
JIN-仁- 完結編 DVD-BOX
パート1がヒットして続編が作られた中で前作を超えられる物は少ない。
そういう意味でこのドラマは、稀有な作品と言えるだろう。(脚本、俳優陣のレベルの高さは言うまでもない)
設備の整わない中での医術が最大の見せ場だった(ペニシリンの発明やコロリの治療など)パート1と、時代の激動期の中必死に医療に従事する南方仁と、その仲間たちの生き様や死に様を生生しく描いた完結編とでは趣が違う。本作は、医療技術とか成功物語とかを超えた、愛や信頼、友情、生きる力や信念などの尊さ、大切さを描いている。 それらは全て、今の日本人の多くが忘れかけていたものだと思う。
決して「天才」などではない仁先生が、江戸の幕末期の人々とかかわって生きていくうちに、人間として、医者として成長していく。
現代に帰りたいと願っても帰れなかった仁が、未来に帰れたのは、大切な咲を助ける薬を手に入れるため命の危険を冒して堀に飛び込んだから。
そして、現代に帰った仁が、再度ミキの手術を執刀する所でこのドラマは終わる。
前作の初回と今作の最終回の話が見事に繋がっているのは、「神は成し遂げられる人にしか試練を与えない」というテーマ軸がぶれなかったからだと思う。
そして橘咲などのように、歴史に名を残さずとも輝いていた多くの人たちの力で、今の日本があることを思い知らされた。
最終回を見終わった後、暫く感慨にふけって動く事が出来なかった。
素晴らしいとしか言いようがない。 こういう後世に残したいドラマを制作した関係者の方々に感謝したい!

Concierto[コンシエルト]~魂祭~
彼が奏でる音の粒達が沖流フラメンコのDNAをプンプンに内包していて、聴きごたえのあるアルバムです。
まだまだ、進化していく可能性を感じさせてくれます。彼が、今後どのようなフラメンコギターという
世界を作っていくのか、楽しみな限りです。フラメンコの見えない呪縛にしばられることなく、
随一のフラメンコギタリストに向って、トマティートやビセンテと肩を並べるように成る時を期待しています。

JIN―仁― 19 (ジャンプコミックスデラックス)
知人に勧められて読み始めましたが,とにかくおもしろい。
内容には賛否両論あるかもしれませんが,主人公の苦悩は胸にジーンとくるものがあります。
一部の医学的な内容は,詳細なんだろうとは思いますが,私の理解力を超えていました。
ただ,そういう部分を読み飛ばしても,心に残る作品でした。

JIN-仁- 完結編 Blu-ray BOX
いつの頃からか歴史ドラマを見なくなった。某大河ドラマのように、現代人の視点から描くのはいいのだが、あまりにその視点が強く出すぎて、興ざめしてしまうのだ。歴史を勝手に捏造しているかのよう。
現代の医師が幕末にタイムスリップする話なんて、それだけ聞いたら馬鹿ばかしいと思うのが普通だ。しかし「JIN」は、まず原作がとんでもなく面白いのだ。江戸時代の貧しい環境で、医師が奇跡の腕をふるうには、乗り越えねばならないハードルが多すぎる。村上先生は専門家の助けを借りて、それをひとつひとつ丁寧に乗り越えていかれた。「細部に神は宿る」とばかりに、リアリティを徹底的に追求しつつ描いていった。そのことに感動する。
脚本は原作と少々違い、配役の個性をも考え、さらに磨きがかけられている。挙げればきりがないが、仁先生と咲さんを永遠に別の時代に別れさせ、時を超えた手紙で結びつける演出には、絶句させられた。すばらしい名場面である。
ドラマがこれほど多くの人の共感を呼んだのは、江戸の先人たちが必死に生き抜いた生き様の上に、現代のわれわれの暮らしは成り立っている。そんなことをごく自然にわからせてくれたからだと思う。いったい何度涙をぬぐったことか。
ひいきの俳優さんも、見ているうちに変わっていった。最後に好きになったのが咲さんである。遅すぎだと非難されるかもしれないが(笑)、たいへんな女優さんだとようやく気がついたのだ。
JINの録画を繰り返し見てため息をついているファンに一言。主演の2人が共演している時代劇があります。気が向いたらご覧になってはいかがでしょうか。それは、「ICHI」です。咲さんが・・・腰を抜かすかもしれません。

Yellow Gold Tour 3011(初回限定盤A)(2枚組DVD)
ムラサキの映像って何日間かのつなぎ合わせですよね?
腕時計を付けてないシーンが混ざりますよね・・・。
ちょっとがっかりでした。