
極道の妻たち [DVD]
成田三樹夫が脇役を超えたと同時に遺作と化した本シリーズ「3代目姐」に比べれば当然、本作で成田は尚脇役に傾く。出世に飢えた子分役・世良公則はもとより、ライバルの妻役・岩下志麻や己の妻役・佳那晃子をさえ専ら立たせる徹底ぶりだ。松田優作と共演したドラマ「探偵物語」の成田三樹夫を知らないので(知る者にはありふれているかもしれないが)、ドーベルマンを番犬に刺青を曝したプールサイドで幼子に「あとでファミコンで遊ぼな」とにこやかに呼び掛けた直後に、ヒットマン役・世良に「先手必勝!(敵のトップを)殺(いわ)したれ!」と強面で指示する豹変はタマらんし、何より白のスーツに白のエナメル靴で颯爽と立った後ろ姿の足の長さが全身の3分の1しかない(近鉄・鈴木啓示投手のような)かの短足ぶりこそタマらん!これは成田三樹夫への最大の賛辞である!否、足の長短に限らぬ、成田の演技への並々ならぬ覇気こそは、世良や岩下やかたせの凄味を引き出す。「他人を光らせ」て稀有に煌めいた成田三樹夫兄貴の短命こそ惜しい!

私を抱いてそしてキスして [DVD]
エイズと言う不治の病を描いた作品。深くて重くて考えさせられる。今は小学生の性教育に使われてるが、教育の意味でもいい作品。南野陽子のおっぱいも一見の価値あり。シリアスな映画の最高傑作。

別れのルール―苦しいばかりがサヨナラじゃない
別れとは誰しも辛く悲しい出来事だけど悲しみに飲み込まれずに受け入れなければ何も始まらない。
試行錯誤した著者自身の別れの体験談を踏まえて男性側の心理に触れながら読者に活を入れながらエールを送っている本である。

極道の妻たち~赫い絆~ [VHS]
久々に極道シリーズをみました。
岩下志麻さんは相変わらず完璧メークで貫禄がありました。
家族愛が一般の人たちと似て非なるものなのだというテーマで、身震いがするほどです。