教科書よりやさしい日本史
7年前、石川と言えば「実況中継」だった(今は知らない)。 今、仕事をする傍ら、日本史をもう一度読みたくなり、色々漁った結果、これに辿り着いた。 一、デザインがかっこいい!原敬が良い味出てる。 二、通読ができる!暗記事項ばっかり並べられても、読んでてつまらない。そんな、受験参考書の欠点をカバーできている。 三、マイページにある、一言ゼミが理解の補助になる。 以上より、なかなか考えられた本だと思った。 元々、受験生向けではあるが、社会人にこそ読んで頂きたい。 受験生は、流れを的確に把握する指標になるだろう。
NARUTO-ナルト- 疾風伝 五影集結の章 5 [DVD]
本編を見れば分かりますが、それにしても回想シーンが多すぎです。でも、これにはちゃんと理由があります。
回想シーンは主に第一部の原作パートをリテイクして使ってますが、これは第一部を知らない「NARUTO初心者」にも、出来る限り分かり易く観てほしいという伊達カントクの配慮であり演出でもあります。
もうひとつの理由として「回想シーンや♯BANK(バンク)を多用する事により1話あたりの作画負担を減少させて、その1話分における作画クオリティを向上させる」という手法、というか意向があったからです。
毎年言われているように、肝心な原作内容をテレビで放送する期間に、よりにもよって劇場版のNARUTOの製作期間と重複してしまい、結果としてテレビ版NARUTOの作画が正直云えば「さすがにこれはちょっと・・」という作画になっているのが現状でした。(サスケの蛇結成編とペイン編が特に顕著にその影響を受け、目も当てられない作画になってしまった回もありました)
それで劇場版が終わりオリストになったらぴえろ本社の原画マンが戻ってきて、オリストの方が作画が良好という本末転倒な事態に陥ってました。
そして、やはり毎度の如く、今年も劇場版と重要な原作内容本編の制作時期が見事に重複しました。そこで、編み出された対処法が「回想シーンの多用」だったのです。今回こそは、例年の課題をどうにかしようと一考したおかげで、原作ファンも作画ファンにも満足できる仕上がりになっています。
この巻の作画方面での見所は、433話「失われた絆」のNARUTO本編初となる松竹徳幸氏の作画監督としての仕事の出来栄え。そして一番の見所はやはり436話「一流の忍」が一押しでしょう。原作内容を楽しめるのと同時に、甲田正行さんと河合滋樹さんの作画に注目して頂きたいです。
放送データ
433話「失われた絆」渡邊大輔 サトウ光利 にいどめとしや 松竹徳幸
434話「背負うべき重荷」彦久保雅博 福田きよむ 福田きよむ Eum lk-Hyun
435話「宿命のふたり」吉田伸 木村寛 木村寛 小森良
♯436話「一流の忍」吉田伸 西田健一 サトウシンジ 甲田正行&河合滋樹
NARUTO-ナルト- 疾風伝 五影集結の章 3 [DVD]
426話からOPとEDが変更。このDVD一枚で、両方のOP&EDが見られるのでおススメ。425話までが「Diver」Diverと「真夜中のオーケストラ」真夜中のオーケストラ。426話からは「ラヴァーズ」ラヴァーズ」と「FREEDOM」「FREEDOM」に変更。
また、427話「尾獣VS尾のない尾獣」はテレビ東京での本放送時、地震による津波問題でカットされたシーンがありますが(鬼鮫が水遁発動するあたりと、原作にあった発動シーンがカットされてる)このDVDではちゃんと本来どおりに収録されているので、買う価値があるかと思います。
425話「宣戦布告」
脚本・吉田伸 演出&絵コンテ・福田きよむ 作画監督・Eum lk-Hyun 総作画監督・不在
426話「サクラの想い」
脚本・彦久保雅博 演出&絵コンテ・木村寛 作画監督・吉沼裕美 総作画監督・金塚泰彦
427話「尾獣VS尾のない尾獣」
脚本・千葉克彦 演出・堀内直樹 絵コンテ・サトウシンジ 作画監督・高橋直樹&をがわいちろを&渡邊章 総作画監督・徳田夢之介
428話「親友(とも)として」
脚本・鈴木やすゆき 演出・渡部周 絵コンテ・香川豊 作画監督・堀越久美子 総作画監督・不在 ○堀越さんの作画にも期待できる
TV アニメーション NARUTO 巻ノ七 [VHS]
タズナ護衛最終回までを収録。白&再不斬戦のクライマックス
であり、感動的な決着をみせる。
日本ブランドの中国製アニメが出てきた中で、「NARUTO」は、
純日本製アニメのクオリティを感じさせるアニメだ。もちろん
原作あっての良さなのだが、アニメ化の力量は半端なものでは
ない。DVDよりは安価とはいえ、収録話数の少なさが難点か。
NARUTO-ナルト- 疾風伝 五影集結の章 4 [DVD]
ファン待望の「ダンゾウVSサスケ編」を全て収録されています!この巻の見所は、何といっても「サスケVSダンゾウの激闘」でしょう。甲田正行氏のスピード感のあるサスケのアクションを堪能できます。(429話「ダンゾウの右腕」)作画ファンとしては、甲田正行氏の成長ぶりには思わず圧巻です。本当に原画レベルのクオリティが向上していて本当に嬉しい限り。テレビ版アニメでは実質、山下宏幸君がキーアニメーターのような存在になっていますが、他のレビューで書いている通り、劇場版の制作時期になるといつも劇場班に行ってしまうので(実力が有るので劇場班に引き抜かれてしまう)本編に参加できなくなる時期があります(よりにもよって、大切な原作内容を制作している時に限って不在になる事が多い)山下宏幸氏の不在期間には、今後は甲田正行氏がキーアニメーター的な役割を担っていくようになると思うと、頼もしい限り。
431話「志村ダンゾウ」では、伊達カントク御本人がコンテ切って演出もなされてますが、心理描写に定評がある伊達さんなだけあって、ダンゾウの死に様を描くシーンの創りは完璧。ダンゾウの青年時代の任務においての精神的葛藤・また最も親しい友である猿飛ヒルゼン(三代目)との確執等のシーンが秀逸。中でも特筆されるべき箇所として、ダンゾウが死ぬ直前の走馬灯で少年時代の自身と友・ヒルゼンを思い出すシーンも秀逸。外見的にはダンゾウはとても醜い死に方をしているのだが、死ぬ直前に自身と友である・ヒルゼンの幼き日々を思い出すカットを挿入する事によって「醜くとも綺麗で美しい死に様」がリアリティに描かれている。さすが、伊達カントクです。朝井聖子さんの美しい繊細な作画も手伝って、ダンゾウの人生の終末としても、良い。甲田君とは違うベクトルで「綺麗な創り」を堪能できる良回。この回は時間と予算を割いているだけはある。
放送データ
429話「ダンゾウの右腕」渡邉大輔 菅井嘉浩 菅井嘉浩 甲田正行
430話「禁じられた瞳術」吉田伸 北川正人 小平麻紀 高鉾誠&嵩本樹&洪範鈴
431話「志村ダンゾウ」千葉克彦 伊達勇登&西田健一 伊達勇登 朝井聖子
432話「サクラの覚悟」鈴木やすゆき 上原秀明 岸川寛良 溶洪&姜雪兒