
嘘のない歌
アーティストの純粋な人柄がにじんでいるような、いい感じの曲です。夢を追う力強い心を歌っていて、聞いていて気持ちがいい。ハーモニーもきれいで、荘厳な雰囲気すら漂っています。
歌詞の内容的に、きれいにまとめすぎかな? って気もするんですけど(もっとハングリーな感じを出してもいいのでは……みたいな)、それを補って余りある魅力があるので、まあ許す(何様だろう。すみません)。

弁護側の証人 (集英社文庫)
叙述ミステリの古典的名作ということで、読む前の期待値は、いやが上にも高まる
わけですが、今回読んでみて、その期待を裏切らない、傑作であると感じました。
とはいえ、とりたてて意外性満点の真相というわけでもありません。むしろ、
その真相が開示されるまでの過程で、作者が魅せる、さまざまなテクニック
――読者を誤導する構成、巧緻な伏線、騙りの技巧が施された会話――こそ
が読みどころであるといえます(さすがに、1963年に発表された作品なので、
風俗や会話などは古めかしいですが、それはそれで味わい深いですし、そも
そも、本作は、プロットを読ませることを主眼にしているので、経年劣化の弊害
とは無縁、ともいえるでしょう)。
なので、本作を読了されたら「序章」だけでいいので、ぜひ再読してみて
ください。初読の時には見えなかった光景が、眼前に広がると思います。
また、本作は、そうした叙述トリックばかりが取りざたされがちですが、
タイトルとなっている「弁護側の証人」に込められた意図も見逃せません。
普通なら、絶対に「弁護側の証人」になることはないある人物が、無実の
被告を救うために証人台に立つという趣向は、社会派的なテーマとして
普遍性があるだけでなく、法廷における起死回生の逆転を劇的に演出
することに成功しています。
大富豪の放蕩息子に見初められたヌードダンサー――という現代のおとぎ話の
フィナーレは、ビターではあるものの、決して読後感は悪くなく、清々しい余韻を
残します。

最後の弁護人 DVD-BOX
TVで放送してた頃、何となく見てたら面白くて毎週ごとに見るのが楽しみになっていったドラマです。回を追うごとに有働弁護士と良子さんと赤倉くんの三人が面白くなってくのも見てて楽しかったです。
もちろん、事件の真相がどんな風に解明されるかも毎回楽しみでした。でもこのドラマって登場人物が魅力的だと思いました。阿部さんはもう最高でした。頭ボサボサで目がやたらギラついてて挙動不審、挙句に口がむちゃくちゃ悪いし、でも弁護人としてはかっこいい!。良子さんは自分に重ねたりして切なくなったし、すごく励まされました。赤倉君はかわいいですねー、こんな弟が欲しいなあ。
ドラマを通してのテーマみたいなものは、厳しくてどんと重いものですが見てて楽しいので嫌になりません。
オススメです。
もう一回見てもやっぱ面白かったです。
推理ものなのに、結構泣かされてしまいました。

最後の弁護人 Vol.4 [DVD]
阿部寛さん、須藤理彩さん、今井翼さんが
それぞれ良いキャラを出していて
大変おもしろいです。
阿部寛さんが日頃は明るく能天気な感じ
なのですが負けが確実だと思われる裁判でも
お得意の話術や推理力で逆転に持っていく
姿は爽快です。
大ファンの森山未来さんもゲスト出演しており
大変恐い演技をしております。
びっくりしました!
演技が本当に上手いです!!