
青い鳥 [DVD]
当方、高校で教員をしています。
原稿用紙「5枚以上」の反省文は、現場の問題点を端的に表現した良い例だと思います。現在教育現場(社会全体?)では、「説明責任」という名目で「○○という対応をした」と説明できることが重要視されています。しかし、文章の量や上手下手で反省の度合いが量れるほど、人間の心は単純じゃありません。我々教員は、文章そのものだけではなく、文章を書いている姿や、その奥の気持ちを読み取る努力を怠ってはならないと再確認しました(なかなか難しいことだけど・・・)。「教師にできることは、生徒のそばにいてやることだけだ。」という村内先生の言葉を胸のうちに留めておかねばなりません。
また、演出・カットに余計なところがなく、作り手の「作品のテーマをきちんと伝えたい」という姿勢が伝わり好感が持てました。エンターテイメントが重要視される時代で、こういう地味で真面目な映画が作られていることを嬉しく思います。
レビューというより懺悔のようになってしまいました・・・。

ロストオデッセイ 公式コンプリートガイド
やり込み要素は一通り攻略できるので、これで満足です(シンプルな作りだけど)
攻略に詰まったら買ってもいいと思います。
インターネット等で攻略できるのですが、やはり本だと楽ですね(^^)

ロストオデッセイ オフィシャルガイド (エンターブレインムック)
何かある時さっと開ける薄さがいいですね。前半しか載ってませんが、アクションゲーム苦手な私には戦闘の仕方からアイテムの見つけ方まで丁寧だったので役立っています。
前半しか載ってないので☆1つ減らしました。結局コンプリートガイド買うことになるのがちょっと悔しいので(苦笑)。

とんび (角川文庫)
重松さんの書籍は「カシオペアの丘で」からの2作品目でした。
電車の中で読んでいましたが、人目がありながらも、溢れてくる涙を抑えることが
出来ないくらい胸に熱いものがこみ上げてきました。
ヤスさんの照れ屋でぶっきらぼうな表現が逆に心を打たれました。
現代に欠けてきている人間愛溢れる作品でノックアウトです。
この作品ですっかり重松ファンになりました。

疾走 スタンダード・エディション [DVD]
少し、配役に関していろいろと感じさせるものがあったものの、物語としては心を揺さぶる
ものがありました。完全な共感はできませんが、主人公の所々に「わかる」と感じさせられ
る面があります。見終わったあとは、とても切ない気持ちになります。そして良かったです。見てよかったと素直に感じます。