
吹奏楽決定版101
インストロメンタルが好きな母にプレゼントしました。マーチ、映画音楽、クラシックとありましたが、どれも知っている曲が多くてとても良かったです。母も気に入ってくれました。母はちなみに82歳になりますが、若いときからレコードを買ったりしているほどで、気に入ってくれるか心配でしたが喜んでくれたのでほっとしました。私も聞きましたが良かったです。お気に入りの一つになりました。

ロジャース&ハマースタイン コレクション [DVD]
最近では、現代のモーツァルトと言われるアンドリュー・ロイドウェバーのミュージカルが大人気ですが、やはりミュージカル史に残るコンビロジャース&ハマースタインの作品はどれも素晴らしいです。
ロイドウェバーのナンバーが、非常にドラマティックで魂の底から揺さぶるような感動を与えるのに対し、ロジャース&ハマースタインのナンバーはどこか素朴な優しい感じを与えるナンバーで、繰り返し見たくなる魅力にあふれています。
「王様と私」「サウンド・オブ・ミュージック」以外の4作品は初DVD化なので、ミュージカルファンは揃えておきたいところかもしれません。

南太平洋 [DVD]
この映画は元々ジェームズ・ミッチェナー作の小説「南太平洋物語」から二つのエピソードを採り上げ、R.ロジャースとO.ハマースタイン2世が音楽を担当したブロードウェイ・ミュージカルで、‘58年の映画初公開以降何度もリバイバルされていました。それだけにこの映画では、「序曲」「バリ・ハイ」「魅惑の宵」等を始めとする親しみやすいナンバーが次々に歌われるのですが、とりわけ、海岸でミッチー・ゲイナーが全身で喜びを表現し、歌い踊る、「ア・ワンダフル・ガイ」が素晴らしく、まさにミュージカルとしての醍醐味を存分に味わう思いがしました。
このようにミュージカル部分としては名作中の名作と言えるのですが、逆に言えば、ストーリー的にはやや平凡であり、映画全体の完成度からすれば、同じコンビでの「サウンド・オブ・ミュージック」や「オクラホマ」と比較して、ちょっと落ちる気がしないでもありません。
また、この映画では歌のシーンでまるでフィルターでもかけられたかのように、色彩がモノトーンに変えられていて、私の母などはこの変化を大いに喜んでいたのですが、正直言って私は元のままで良かったように思いました。せっかくのロケシーンや大自然の醍醐味がどこか損なわれているように感じられたからです。
それでも私はこの映画が大好きです。‘72年のリバイバル以降、何度も観たこのミュージカルが今、このようにDVDで観られること自体、幸せな時代になったものですね。

南太平洋
ネリー役の一路真輝さん、エミール役の滝田栄さん、まさしくハマリ役です!
とくに一路真輝さんの美声が素晴らしいですね。「すてきな人に恋してる」ではなんともチャーミングなネリーを見事表現してます。
兵士たちが歌う「女ほどすてきなものはない」を聞くといつも「男ってヤツは・・・(苦笑)」と思ってしまいます。が、この男のバカバカしさが大好きです。そして南太平洋といえば「魅惑の宵」と「バリ・ハイ」。前者にはうっとり、後者は南国のエキゾチシズムを感じさせてくれます(前田美波里さんのメリー、すごいですよ!)。
ミュージカルの名作、おすすめです。