
プロ野球スカウトが教える 一流になる選手 消える選手 (祥伝社黄金文庫)
「一流になる選手、消える選手」というタイトルだが、
著者は現役時代、土井や黒江の控えだったので、
一流ではないが一軍に上がれず消えた選手でもない。
タイトルに「スカウトが教える」とあるが内容は二軍コーチのもの。
広島木庭スカウトを採り上げた後藤正治の名著「スカウト」のような内容でもなく、
かといって「野村ノート」のような技術本でもない。
巨人の選手の中で、大森は練習態度が悪かったとか、
西山や谷口は結局フォームが固まらなかったとか、
三沢はアマでは実績を残したがプロ一軍のレベルじゃなかったとか
そんな身もふたもない話ばかり。
これって、その選手というよりスカウトや二軍コーチがダメってことじゃないのか。
そもそも、大森は、引退後巨人のスカウトになったんだけどな。
練習態度が悪かった選手をスカウトにしたんだろうか。
巨人のスカウト部は、中には末次さんのような実績者もいたが、多くは、
大森井上織田益田長谷川など、「高校や大学から鳴り物入りで入ったが、
プロでは一流選手になれなかった人」ばかり。
この本の姿勢と合いません。

真紅と蒼の響 オリックスバファローズ選手別応援歌2009~2010
オリックスの応援歌はなんでこんなに格好良いんでしょう。
先のレビューを書かれた方がおっしゃる様に、応援歌を覚えるには向いていません。
ただ、オリックスファンならたまらないCDに仕上がってます!
01 四連発〜3・3・7
02 勝利への道(大村 直之)
03 紅き戦士(坂口 智隆)
04 M・M・M(アレックス・カブレラ)
05 TWO RINGS〜The starting point is blue soul〜(田口 壮)
06 狼煙の弾道(濱中 治)
07 紅蓮の閃光(下山 真二)
08 煌めく瞬間(後藤 光尊)
09 授かりし闘気(大引 啓次)
10 気迫のSWING(日高 剛)
11 勇猛果敢(阿部 真宏)
12 疾風の如く(森山 周)
13 Go Ahead(助っ人テーマ)
14 荒ぶる鼓動(鈴木 郁洋)
15 気高き華となれ(迎 祐一郎)
16 奇跡の男‐MIRACLE MAKER‐(北川 博敏)
17 さすらいのLaLaLa(グレッグ・ラロッカ)
18 Powerful Energy(ホセ・フェルナンデス)
19 笑牛拳(チャンステーマ)
20 蘇る感動(タフィ・ローズ)
21 FINAL BASEMAN(前田 大輔)
22 打撃道(大西 宏明)
23 威光(清原 和博)
24 讃丑歌(マルチテーマ)
25 Bsメインテーマ「Forever H.O ver′」
26 丑男‐cow boy‐(チャンステーマ)
13は助っ人テーマとなっていますが、今はヒロシ(笑)が使っています。
25は小瀬追悼バージョンです。泣きそうになりました・・・。

清原和博 2001 巨砲復活 [VHS]
巨人・清原和博選手の2001年度総括ビデオというよりは、PL学園から現在に到るまでが短くまとめられ、ミニ集大成と言った形になっている。ルーキーの年、長嶋との対談や、新人王受賞会見など珍しい映像や、今年テレビ中継に入らなかったサヨナラ満塁ホームランのインタビューなども収められていて、清原ファンにとってはお宝ビデオと言える。豪快なホームランシーンがたくさんあって爽快です。

男道
アンチ巨人、アンチ清原で、ボロボロになりながらもどうしてあれほど支持され続けるのか判りませんでした。しかし、「少年のままの純粋な心」「不器用なのに、一途に想いを貫くところ」「両親をはじめ周りの人に対する感謝の気持ち」今まで抱いていたダーティーなイメージと異なることが判り親近感が沸きました。WBC解説のコメントを聞いていても野球、選手に対する愛が感じられ、好感が持てました。これからも応援していきたい。

熱闘!日本シリーズ 1987 西武-巨人 [DVD]
前々年ドラフトにおける驚きの指名から約2年が経った後、かつ同年オールスター以来となるKKコンビの公式戦対決。この年は後楽園球場最後の年であり、その最後の公式戦が、この年の日本シリーズ第3・4・5戦となりました。
両者の対決はその後幾度か日本シリーズでありましたが、この年の日本シリーズが1番初々しく、見ものではないでしょうか。
いつ見ても、第6戦9回表2アウトで涙する清原の姿が印象的です。
また、第5戦5回裏で、西武・辻の職人芸とも言える守備が見られます。
そして嬉しい事に、このDVDには87年のオールスター第3戦(甲子園球場)で、清原が桑田からホームランを放ったシーン、江川が現役引退を決めた広島・小早川の逆転サヨナラ3点ホームランのシーンも収められています。