
たしかなこと
「生まれ来る子供たちのために」はオリジナルであるオフコースのバージョンも相当すばらしいもの。最近は佐藤竹善さんや桜井和寿さんがカバーしていますが、小田和正さん自身によるセルフカバーの出来は凄いの一言。
年齢とか、時間の流れとか、そんな瑣末な事はぶっ飛ばしたとんでもないヴォーカルが聴けます。Looking Back3もそう遠くない将来にリリースされるのではないでしょうか?

生まれ来る子供たちのために (講談社ノベルス)
松浦純菜シリーズの完結編。
ものすごい自意識と壮大な愚痴、そこにミステリーとSF的なモチーフを持ち込んできたシリーズがついに完結。
うーん。
おそらくこういう形でしか結末をつけられないだろうなぁと思っていた、その通りの結末だったので、ちょっとがっかりと言えばがっかりしました。
浦賀さんの書く作品にはどこか「アニメ的」な雰囲気が漂っていて、でも「アニメ」にならないでここまでやってきたのに、それが最後になって「アニメ」になってしまったという感じです。(わかりづらくてすみません)
特に八木編の結末はまんま「セカイ系」と呼ばれるもので、読んでいて辛くすらありました。
逆に純菜編の結末は、とても浦賀さんを感じる終わり方で、僕はこっちのやり方で最後をつけて欲しかったと強く思いました。
この人ならセカイ系になりそうなお話をセカイ系でない形でまとめられるのでは、と思うのはやはり高望みなんでしょうか。でも、浦賀さんにはやはりこの形でないラストを描いて欲しかったです。
※中扉に希望があります。安藤君シリーズぜひ復活してください。
(好きな作家の作品なので星はあてになりません)

オフコース・グレイテストヒッツ 1969-1989
「きらきら」から小田和正さんに興味を持ち
オフコースをこのCDが初めてでした。
始めのほうの楽器や、音は昔っぽい感じでしたが、
曲は始めて聞いたものも多かったのですが、新しい感じがしました。
小田さんの声は今よりももっと透き通っていて、素敵でした~。
1枚目、2枚目、3枚目とだんだんと引き込まれていく感じで、
若い青年から大人になる小田和正、オフコースが手にとるように
わかりました。

to U
櫻井さんとSalyuさん、この二人の『声』には不思議と優しい気持ちになれるような力がある。
その声を包み込むように温かい曲が流れていて。優しい詞があって。
そんな優しい歌です。
これからも沢山の人の心に届いてほしいです。