
アニメンティーヌ~Bossa Du Anime~
非常に良いアルバムですね。ぼくはレテ〜夏〜の頃からクレモンティーヌは好きで、ボサノバというジャンルもものすごく好きですが、今回のアニソンアルバムというのは、CMを見ていわゆる色物だと思って聴いていませんでした。
しかしたまたま耳にした「ラムのラブソング」がとても印象に残ってアルバムを求めて聴いてきますと、これはアニソンを素材にしながら全く違う次元の魅力を持ったものへと昇華した素晴らしいアルバムでした。
クレモンティーヌの歌声やフランス語の響きの美しさはもとより、全般的にアコースティックサウンドが中心となっているのもさわやかでとても良いです。しかもアコースティックだけかと思いきや、巧妙にプログラミングされたアコースティック・シミュレーションのサウンドもはさまっています。そうしたサウンドの印象もいかにもデジタル時代の新しいアコースティック・サウンドであり、アナログシステムではこうしたサウンドは作り得なかっただろうと思うものになっています。
曲のアレンジは驚くほどこっていて、原曲がどんなものだったのか思い出すのがとても困難なものもあります。そういう原曲とのいろんな距離感も楽しみのひとつです。

機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)[Mobile Suit Gundam UC] 2
種明かしになってしまうので、あまり具体的には言えませんが、
所々に、初代ガンダムを象徴してきた、かの有名な、あのセリフと、
そっくりなセリフが出てきたり(言っているキャラも同一?…だろう)、
UCガンダムのある武器の発射音が、初代ガンダムと同じだったり、
モビルスーツの動作音が、初代ガンダム時代のものと同じものを使っていたり、
UCガンダムと、シナンジュ(フルフロンタル搭乗)との格闘シーンで、
初代ガンダムとシャアザクとの格闘シーンにあった、有名なパターンが出てきたりと、
<ガンダムの正統版>だという事を、強く意識し、それを主張した作品です。
シャアのシナンジュの操縦にしても、それがコックピットの電光表示に頼った操縦ではなく、
シャア自身が身を左右や前に少し乗り出して、周りの状況を直接目で追い、感じ、
確認しながらの操縦になっていて、メカのデバイスなんかに頼る必要など無い、
シャアの優れた<職人的><天才的><感性的>操縦能力が、これまたキチンと表現されています。
一度マリーダの操縦シーンと、シャアの操縦シーンとを、比べてみてください。
<シャアのモビルスーツ操縦能力>をキチンと表現した作品に仕上がっている事が判るでしょう。
だからといって、私はマンネリ感などは全く感じず、
反対に私のような<正統版ガンダムファン>にとっては、
それら表現が出てくるたびに、ゾクッとし、とても興奮しました。
様々な<ガンダム>が出ている、昨今のガンダム実情において、
私のような、アムロ、シャア、ニュータイプの系譜を踏んでいる、
<正統版ガンダム>のファンにとっては、
新たなガンダム作品が出て、それらを購入しようとするたびに、
<これは正統版か?><変わりすぎてはないだろうか?><ズレてはいないだろうか?>
のような一縷の不安が、必ずといっていいほど、脳裏によぎるものですが、
上記のような、正統版ガンダムにかぶせたような、それらのシーンは、
物語が進行する過程で、この不安を順次、払拭していってくれる要素となって、
作品を見進めるにおいて<これこそガンダムだ!>と納得、興奮、合点させられる、
正統版ファンにとっては、どうにもたまらない絶大な効果を醸し出しています。
あと、しっかりとした<軍人>や<軍の都合>が出てくるのも、大きな魅力です。
UC以前までもガンダムは、登場する軍人がどうも軍人らしくない…というか、
<不安定な情緒に左右され過ぎる未熟な人間>タイプの人物像が多かったのですが、
今回のUCガンダムでは、キチンと設定された、言わば初代での<ランバラル>や<ドズル>のような、
生粋の<軍人>が出てきますし、また<子供>が<勝手>に<軍に参加>した責任論のような、
軽々しくない現実的な<軍の都合>がキチンと表現され、それが物語の変遷に大きく影響を与えています。
そのような表現の組み立てや構成の<現実的視点>が、この作品の物語の重厚感に大きく貢献していて、
子供向けロボットアニメの域を十二分に超越した、とても見ごたえある作品に仕上がっていると思います。
初代ガンダムで、シャアがかっての親友であったザビ家の末っ子を裏切り、
墜落、死亡させるシーンのような、言わば当時の少年たちに強烈な印象をあたえ、
一歩も二歩も当時の少年たちの感性を<大人>に近づけさせたような、
あのガンダム物語ならではの<大人の都合、汚さ>や<策略、謀略>や、
<目的達成のための妥協の無い強い意志>までも、この作品にはしっかりと受け継がれていて
<ロボットアニメの域を超えたストーリー性>=<ガンダムアニメが打ちたてたストーリー性>を、
キチンと内包した、とても見ごたえのある作品に仕上がっています。
一番新しいのガンダムなので、技術的進歩などの理由から、
画像の密度やロボット動作の優秀さは、これまでのガンダム作品より優秀なのは当然の事ですが、
上記のようなしっかりとした骨太な設定により、初代ガンダムの系譜を引き継いでいる事が、
強く強調されている作品にもかかわらず、決して古さを感じさせていない点が、
見入ってしまう作品として、私が本作品を大きく評価する要因です。
BGMなども、とても優秀だと思います。

ゼロからはじめる 大人の5ヶ国語入門 英・仏・独・伊・西
ドイツ語とフランス語を学習できるソフトがついに出たので購入しました。
単語の性が省かれていることは、レヴューを読んで知っていましたが、他に気に入らなかった点は、音声が良くない、正解したときの褒め言葉を一部オフにできないメニューがあってうるさい、電源を入れてから学習を始めるメニューにいくまでに時間がかかる(ひとつひとつダブルクリックをしなければならない&応援の声がうるさい)ところです。
気に入った点は、文字&スキンの色や種類が豊富で 楽しいところです♪
基本的には楽しんで学べるソフトだと思います。でも単語の性だけはちゃんと入れて欲しかった!!

CASIO Ex-word 電子辞書 フランス語モデル XD-B7200
本格的にフランス語の勉強がしていて
初めて電子辞書を購入しました。
私にとっては初めての経験なので便利さに驚くばかりです。
こんなに電子辞書が便利ならもっと早く購入するべきでした。
そうしていれば単語ももっと早く覚えられたでしょう。
いろいろな機能があるようですが
まだまだ使い始めたばかりなので使いこなせていません。
これから使うのが楽しみです。
星ひとつマイナスにしたのは私がまだ使いこなせていないだけの理由です。
本当に魔法をかけられたような気分です。