Clouds
1968年制作の米映画"Changes"(邦題:「青春の光と影」)の挿入歌としてJudy Collinsに歌われて"Both sides Now"がヒットしました。この映画はアメリカン・ニューシネマにジャンルされる1作品で、レビュー者はカットバックで映像に映し出される荒い海に入っていく主人公の恋人のシーン、主人公がやたらと自動車を走らせていることなどが断片的に記憶に残る程度でストーリーは全く思い出せません。しかし、この曲だけは心に残り、Joni Mitchellを聴くきっかけとなりました。
1969年リリースの本アルバムは一部、伴奏としてマンドリンなどを加えたものがありますが、基本的にJoni Mitchellのギター1本の弾き語りを聴かせるアルバムです。そして最初の曲"Tin Angel"を聴いた時点でJoni Mitchellの世界に引き込まれてしまう感じがします。アップテンポで歌われる"Chelsea Morning"、無伴奏でメッセージ性の強い"The Fiddle and the Drum"、そして"Both sides Now"など、現在でも彼女の優れたアルバムの1枚にあげられると思います。
PSP「プレイステーション・ポータブル」バリューパック ブロッサム・ピンク (PSPJ-30025)
PSP本体にSDカードとカバーがセットになっていたのでお値打ちでした。今は買った時よりかなり値上がりしているので、品薄なんでしょう。
KING OF STAGE Vol.7~メイドインジャパン at 日本武道館~ [DVD]
当日は仕事で武道館に行けなかったことをメチャクチャ後悔させられる。
盛り上げて、泣かせて、笑わせて、満足させる。さすがは「キング・オブ・ステージ」。
楽曲の素晴らしさ、「この曲でこの人選は必然だった」と思わせる豪華ゲストたち、
そして何よりヒップホップへの愛が感じられるからこそ、このライブは特別なんだと思う。
「他人の評価なんてのはそれこそ時代次第」と冷静に見つめながら
「オレにとって、こいつは金じゃない」と熱く言い切る。
自分のために、ヒップホップを愛してきたライムスターの姿は感動的である。
そして、恒例の副音声が…最高。
ライブDVDは一度見たら何度も見ないものもあるが、副音声があると何度でも見たくなる。
宇多丸の「屈辱」は何度繰り返しても涙が出るほど笑えるし、
彼らの人柄やライブの舞台裏まで語られていて、本当に貴重なものだと思う。
ライムスターとしての作品が発売されるまではまだ時間がかかりそうだが、
このDVDがあれば何年でも待てる。 それだけの価値はあると思う。