CinemaComplex
リンクスはこのCDで始めて聞きました。
フルートの4重奏はとてもバランスが良く
気分を良くしてくれます。
特に1曲目の"千と千尋"と2曲目の"魔女の宅急便"は
おすすめ!
聞く人にきっとさわやかな風を運んでくれると思います。
大人は判ってくれない―野火ノビタ批評集成
まず「新世紀エヴァンゲリオン」での精神分析があり、冨樫義博著作の「HUNTER×HUNTER」、「幽☆遊☆白書」について書かれているのですが、「エヴァンゲリオン」、「幽☆遊☆白書」についてはあまり詳しくないので割愛させて頂きます。
「HUNTER×HUNTER」について、私が1番印象に残ったのはゴンとヒソカについての『生』についての問題でした。
コミックス(集英社)3、4巻にあたる「ハンター試験」での「第4次試験」。ゴンはヒソカのプレートを奪い、自分のプレートを他の受験者に奪われ、最終的にヒソカに「生かされる」ことになったゴン。ここでのゴンの『生』について書かれています。
ヒソカに「生かされる」という事は、ゴンは生きていてもいつも死が付き纏う事。ヒソカの行動次第でいつでも死ぬという事。
更にゴンがヒソカから『生』を自分の手に取り戻す時などについて書かれています。
他にも「レベルE」、「幽☆遊☆白書」の2つの作品を挙げての作品の背景についての考察がしてあります。
とても読み応えがあり、自分も考えつつ読む事ができました。
「やおい」については、野火のびた(榎本ナリコ)さん自身の経験や周りの方の経験も少し含みつつ書かれているので、とても真実味があり判り易いし、納得もし易いです。
私もいちオタクとして、やおい愛好家として納得する事が出来ました。
とても内容が濃い作品だと思います。一度読まれると良いと思いますよ。お薦めです。
子どもは判ってくれない (文春文庫)
さすが、「現代思想の整体師」なるキャッチフレーズを持つウチダ先生!
教養とは、才能とは、愛とはといった問題から、有事法制、在日問題、アメリカについてといったより大きな(共同体の)問題までを、「大人の思考と行動」に基づきながら、まさに「揉みほぐすよう」にわかりやすく、縦横無尽に語ってくれている。「たいへん長いまえがき」で語られている「誰に向かって語るのか」をこれだけ意識的に実践されている著者というのは、現在いそうでいないのではないだろうか。『ためらいの倫理学』や『「おじさん」的思考』でウチダファンになった方なら、間違いなくオススメ!
大人は判ってくれない [DVD]
ラストシーンのストップモーションが、この作品のすべてを物語っている。
主人公の現在、過去、そして未来も。
言葉もない、静かな映像ながら、衝撃的でさえある。
心に焼き付いて、歳月を隔てた今も忘れられない。
フランソワ・トリュフォー作品集
トリュフォーの「大人は判ってくれない」のサントラを聴きながら、
川島小鳥の写真集「BABY BABY」を鑑賞すると、めちゃくちゃ合う!
・・・という話を聞いて、そのために購入。
本当に、めちゃくちゃ合いました。
「大人は〜」からは5曲が収録されています。
他の作品からの曲も、なかなか魅力的な楽曲が多数収録されています。