キャロル夜明け前
矢沢永吉の「成り上がり」もあって、もう片方の当事者が語るこの本があってキャロルのストーリーになるかと。
単なる「暴露本」ではないし、恨みつらみを滔々と述べたという類でもない。結構面白く読めた。
矢沢永吉という自分とはまったく異質な、けどその強烈な磁場に身をおいた人間にとって、強くひかれるが全
てをゆだねることもできなかった人間にとっては、そうそう簡単に割り切ることができないのかもしれず、だからこの
本はこだわってる部分や、アンビバレントなところが随所に目立つ。
個性や生き方が違う、けど強烈なエゴを持つ二人の人間が出会い、一瞬交わり、"キャロル"という結果に
なったのだけども、読んで思うのはほんとにこの二人はまったく異なる価値観を持っていて、一緒にバンドをやっ
ただけでも奇跡にちかいのかも。
遠雷 [DVD]
トマトのハウス栽培をしている栃木の若者を中心とした物語である。青春映画と呼ぶには、どんくさく、爽やかさの感じられない映画であるが、それが高いリアリズムを感じさせる。日本映画のラブシーンの多くは、女優に照れがあるのか妙にキレイに撮りたがる難があるが、この映画にはそれがない。若き日の石田えりも、その裸体は美しいが、この映画ではどんくさい田舎の女を好演し、彼女と永島敏行のラブシーンにも若者らしい不器用さがよく出ている。永島敏行はまさに「はまり役」で、彼を取り巻く他のキャストも、ケーシー高峰をはじめ、本当に栃木に住んでいるかのような錯覚を覚える。
親子関係、家族関係、友人関係、どれをとっても何一つ「理想的」な姿は見出せないが、それが現実というものだろう。これは立松和平の原作の素晴らしさによるものなのだろうが、映画もその神髄から離れていないのは立派である。欲を言えば、全編に流れる音楽が邪魔になることくらいだろうか。暗くなりがちないくつかのサブプロットの中を、たくましく生き抜いている若者の姿は、決して「美しく」はないかもしれない。しかし、そこには間違いなく真実の姿があるのだと思う。
キャロル 夜明け前
矢沢永吉の「成り上がり」もあって、もう片方の当事者が語るこの本があってキャロルのストーリーになるかと。
単なる「暴露本」ではないし、恨みつらみを滔々と述べたという類でもない。結構面白く読めた。
矢沢永吉という自分とはまったく異質な、けどその強烈な磁場に身をおいた人間にとって、強くひかれるが全
てをゆだねることもできなかった人間にとっては、そうそう簡単に割り切ることができないのかもしれず、だからこの
本はこだわってる部分や、アンビバレントなところが随所に目立つ。
個性や生き方が違う、けど強烈なエゴを持つ二人の人間が出会い、一瞬交わり、"キャロル"という結果に
なったのだけども、読んで思うのはほんとにこの二人はまったく異なる価値観を持っていて、一緒にバンドをやっ
ただけでも奇跡にちかいのかも。
燃えつきる~キャロル・ラスト・ライブ [VHS]
今や世界の矢沢になった永ちゃんの原点はここにあり!
今の永ちゃんもサイコーだけど、20代の永ちゃんもかっこいい!!!
キャロル時代唯一のビデオがラストライブなんだもの、見なきゃソンソン!!!
JOHNNY IN BLUE(DVD付)
Johnnyに会いに行って来ましたクアトロ大阪!やっぱり俳優のJohnnyよりもバラードを歌っているJohnnyは最高に格好良かったし、何とも言えないあの高い声も健在で懐かしい曲は当然良かったけど、新曲もめっちゃ良かった!思わず次の京都でのライブも絶対に一番前で踊りに行くよ! Go Johnny! Go Go! See you Johnny!!