
Soup
聴いた人の多くは絶賛するが、なかなか一般的に聴かれないアルバムの一つに入るのでは無いか? それがジャケットのイメージから来るのか、単に一枚目と比較し宣伝が足りなかっただけなのかは分からないが、本当に隠れた名盤に留まっているのが残念。 スケールの大きな"Galaxie"の素晴らしさはどう? ハードな"Lemonade"も格好良いでしょ? 単に前作での"No Rain"のシングルヒットやガンズのアクセルと共演したってだけのイメージで聴いたらとんでもない目に会うよっ! 彼らの本当の魅力はこのアルバムから始まるはずだったんだからっ! ・・・それだけにシャノンの死は本当に言い表せない位に惜しい。(ちなみにDVD"Letters From a Porcupine"も必見です)

Letters From Porcupine [VHS] [Import]
ボーナス映像付きなので、ビデオ持ってた熱心なファンなら買い替えしても損は無し。
※日本のプレイヤー(プレステ2)でも再生可能でした。

Live at the Metro [DVD] [Import]
どうしてもこのライブが観たくてR1でもマルチリージョンのプレイヤーを購入する位の覚悟で購入したのですがあっさりと普通のプレイヤーで観れました。
内容は95年9月27日のメトロ公演なのですが、この日の何曲かはDVD"Letters From a Porcupine"で既に収録されています。
私はずっとこの日の最長版のライブが見たくて仕方が無かったので本当に今回のDVD化は嬉しいです。
強いて難を挙げるとボーカルが少しOFF気味ですが内容は当然の如く最高で死期の迫ったシャノンの圧倒的な存在感を感じることが出来ます。
もっと、多くの人に知ってもらいたい素晴らしいバンドなのですが初めての方はまず名盤"SOUP"を聞いてからがお勧めです。

Blind Melon
ルーツロック不遇の時代を駆け抜けた泥臭いアメリカンハードロックバンドの1枚目。本作とブラッククロウズの「サザンハーモニー」がなかったら、この種の音はメジャーシーンからフェイドアウトしていたかもしれない。
ブルースフレーバーたっぷりの疾走感のあるツインギターにロバート・プラント直系のボーカルをぶつけていく基本スタイルは、本作で既に完成の域に達している。
強力なリフと自在な即興の組み合わせは、直列12気筒エンジンにターボチャージャーをくっつけたようなもの。前時代のロックスターのような紋切り調のカッコ良さも相まって、同時代を席巻していたオルタナ勢とは対極的な魅力を発揮していた。
最近はジャムバンドのご先祖様のように語られることも多い。本作は80年代以前のアメリカンハードロックの潮流と現代のジャム系をつなぐミッシングリンクともいえる作品だ。

For My Friends
待ちに待った新生BLIND MELON!!新ヴォーカルのトラヴィス・ウォーレンの声は最高です。シャノン・フーンの時代も最高でしたが、このアルバムが個人的に1番好きかもしれません。すばらしいアルバムです。残念ながらトラヴィス・ウォーレンは脱退してしまいましたが、今度はUNIFIED THEORYのヴォーカルでクリス・シンが加入して2009年の来日が待ち遠しかったのですがメンバーの都合上キャンセルになってしまい残念です。ユニファイドセオリーも最高にカッコイイバンドです。(BLINDMELONのギターとベースがいるバンドです。)良いアルバムです。間違いなくオススメですよ!!