
on BLUE (Feelコミックス オンブルー)
まったく新しいタイプのBL誌ということですが。確かにその情熱は伝わってきます。編集における実験的な試みがチラチラしているのも美味しい。自分が誌面作りに参加したような錯覚が味わえます(笑) 執筆陣に惹かれて購入しなのですが、買って良かったなと思わせてくれる内容でした。掲載作品の全てに(良い意味で)ゆとりがあります。このクオリティーを維持するためにも、是非季刊のままであってほしい! 個人的には明治カナ子さんの短編にキュン死にしそうなぐらい、もだえました。明治さんらしい、お約束な展開ですが、イインデスヨー!!ちょいおバカ系の彼氏くんが愛しい。ぜひ連作希望! 特筆すべきは山中ヒコ先生。特集記事も漫画ももちろん良かったですが、本誌表紙が!美しい〜!静穏の情景をドラマチックに描けるって素敵すぎます…(涙) 古きよき時代にJune誌を読んできた方々に是非手にして頂きたいですね。チャラチャラはしていませんが遊びゴコロは搭載…おすすめです。

白衣性恋愛症候群(通常版)
所謂百合ゲーですが、比較的軽めの描写です。
絵も好みでした。
攻略は結構シビアです。特に先輩ルートは、性格を考慮した選択をしないとたどり着けず、
何も考えずにやると何もないまま終わると思います。
各ヒロイン、True、Normal、BADエンドが準備されており、全て網羅すると結構時間がかかります。
でも、個人的には主人公が一番好きです。
主人公が看護師、舞台が病院ということで、
看護に関する描写が結構リアルに描かれており、注釈があるので勉強になることもありました。

Lamento -BEYOND THE VOID- expiatio
スニーカー版の『Lamento』のノベライズはコノエ視点で丁寧に本編を追いかけていましたが、こちらはライ視点で、彼の心情の変化を主軸に書かれたBL小説です。
ライ視点で書かれているため、コノエの正体や、リークスの目的、シュイの存在などといった、『Lamento』の本編においては重要だった要素がまるごと抜けております。ゲーム『Lamento』をプレイした方が読んでも違和感はないかもしれませんが、未プレイの方は消化不良になりますのでご注意を。
『Lamento』原作を知らない方にはいささか不親切な内容ですが、個人的にはリークスやシュイといった、「コノエ以外の要素」をあっさりと切り捨てた表現は、ライの心情をあらわにするという観点から見ると面白い試みだったと思います。
なるほど、ライの頭の中はコノエ一色なのだなと(笑)。
ゲームの中ではライが何を考えているかなどといったことはあまり書かれていませんので、ゲームの中のコノエの心情を下敷きにしながらこの小説を読むと、ライの違った一面が見えて来そうです(コノエの台詞にライが何を思っていたかとか、ある意味プレイヤーが想像するしかなかった部分が補完される雰囲気です)。
また、基本的にはゲームと同じ台詞を使用しておりますので、ゲームのライとあまりにもかけ離れすぎ…ということもないように思います。
ライルートが好き、ライが好き、本編を裏から見るような話が好き――という方には、オススメの一作です。
ただし、あくまでも視点人物はライなので、他の攻略キャラの扱いは(バルトですら)冷淡です(笑)。

ロウきゅーぶ! キャラクターCD1 湊智花
めちゃくちゃ良かった^^
キャラソンの「自主恋Shoooooter!」も、もちろん最高!
めっちゃ智花らしい優しい感じの曲でした!
そして、「SHOOT!-No.4 MIX-」が予想以上すぎる良さ!
ヤバイですよ・・・
オリジナルでも最高だったラストサビの盛り上がりがさらに良くなっていて、オリジナルを超えてると思った!!
これは、買わなきゃ損ですね!
というか、智花推しの人は買わないと絶対後悔します!
後の四人は、試聴してから購入を考えたいと思っていますが^^;