BEST MUSICAL(2)
特筆したいのは
4. 「ミス・サイゴン」~ホワイ・ゴット・ホワイ(石川禅)
です。楽曲のせいもあるかと思いますが本当のライブ盤かのような情感が感じられました。
なんでこの選曲なのかというのが、
6. 「ジーザス・クライスト・スーパー・スター」~ヘロデ王の歌(橋本さとし)
ですが、日本語で聞けるのはあと四季オリジナルの市村正親版だけですから貴重といえば貴重。
演じているかのように「王様」っぽく唄われています。
9. 「ライオン・キング」~終わりなき夜(戸井勝海)
は、戸井さんだと酸いも甘いも知った大人が唄ってる印象。
若いシンバが「気付き」を得る唄なので若い熱さが出せる歌い手が良かった。
着物と日本の色
なんと美しい本なのでしょう!娘さんがいらっしゃる方なら是非、プレゼントしてあげて下さい。日本人に生まれてきて本当に良かったと思える一冊です。
それから色に対する言葉の美しさ。これぞ日本ここにあり!という感じです。
完成された名画をみるのも大事ですが、この一冊を手に取り静かに感動するのもいいもんですよ。
本物の美をみせるのも親としての、大人としての役割のひとつだと思います。
こういう本が是非、世の中に浸透していって欲しいと願わずにはいられません。私なら童話を読ませる前にこの本をみせてあげますね。
バッカーノ!―エナミカツミ画集
エナミカツミさんの初画集。判の大きさはイラスト集としては一般的なサイズですが、ハードカバー仕様のためかなり存在感があります。全112ページ。収録総数約300点。ちなみにエナミカツミさんのコメントは載っていないようです。
最初〜61ページまで、つまり半分以上が『バッカーノ!』のイラスト。それでも今まで全部のイラストがはいっているわけではなさそうです。その後87ページまで他の成田作品などの電撃文庫関連イラスト。
そして105ページまでが『アンダカの怪造学』『銃姫』など他の場でのイラストがきて、その後、エナミカツミ描き下ろし+成田良悟書き下ろしの絵本『チェスワフぼうやと、(ビルの)森の中間達』が収録。ドラマCDのジャケットイラストなど関連のカラーイラストは勿論、作中のモノクロイラスト、また他に未発表作品も収録されています。これでもかと詰め込んだ豪勢さ。
成田作品の特徴の群像劇を表現するエナミカツミさんのイラストは、基本1枚のイラストあたりの人数が多い。とにかく賑やか。ですが、様々なアングルや配置を用いることで窮屈さはありません。どころかそのアングルと配置が絶妙で各キャラの雰囲気がより際立ち、むしろのびのびしています。表紙をめくるとヤツらに会える、そんなイラスト集。
ベスト・ミュージカル~4Knights~
岡さんの声を聞きたさにこのCDを買いましたが、吉野圭吾さんや石井一孝さんの声の上手さに驚きました。ミュージカルで聞いたことがある曲ばかりで耳にすぐはいってきました。誰でも楽しめるCDだと思います。
FN―シェイプUPガールズ・中島史恵写真集
胸を寄せてあげた、バストを一層強調させてる写真が多めなセミヌー
ド写真集です。全体として手がこんでなく、シンプルな構成です。
ファンとして、気に入った写真は2つ。
コンテナのそばで写しているショットで、背中が広く開いた服の横か
らハミチチしているやつと、赤いドレスから胸がこぼれおちそうな写
真です。
ファンじゃない方のために付け加えますと、実用的観点からは、あま
り高い評価にはなりません。
評価はちょっと甘く3.5。