
年齢学序説
雨トーークにて、一見地味ながら実は類い希なる存在であることを、出演のたびにこれでもか、これでもかっ!!…と知らしめたプロフェッサー大吉。
シャイなお顔で(*≧m≦*)その内面は、「分析、分析、これまた分析。」
某テレビ局での、人気メニューを当てなければ帰れま10。冷静な思考力とデータ分析による4連チャン勝利!
大吉先生は、あらゆるところにおはします。まさに魔術師です(`_')ゞ

不謹慎で甘い残像 (幻冬舎ルチル文庫)
シリーズ三作目にして完結編。
わりと普通な二人のわりと普通な恋愛を描いてきた(BLにありがちなカッ飛んだ事件はおこらない)作品ですが今作は一番穏やかです。
ささいな事件は起こるものの二人の中をかき回すものではなく、そういう意味では安心して読めたとも、ちょっと物足りなかったとも言えます。
事件性が低いのに反してラブは上がっているので何気に甘い甘い・・・。
でも不思議と胸焼けするほどの重さはなく、読後感も悪いものではありません。
ただ穏やかで日常に沿いすぎているせいか、二人のじゃれる様子にこちらが何だか気恥ずかしい気がしてきます。
彼らはこうして色々あっても暮らしてゆくのだろうな。
と今後も思わせてくれるという意味では、完結編としては成功なのではないかと思います。

どん底 そのまんま東
東国原 英夫(そのまんま東)氏 をメディアで見ないことがない。ご存知のように宮崎県知事選挙出馬。そして当選したことで一気に今までの世論の不信を払拭した感じがあります。
これは、タイトルで察しがつくように、東国原氏は 1998年 14歳の未成年者からワイセツな行為を受けたとして、取り調べをうける。東国原氏はもちろん未成年という認識はなかったのだが、取り調べを受けた事実が週刊誌に察知され、芸能界を休止せざるを得なくなった。この当時のことを毎日日記に残しており、書籍になっているのが この「どん底」だ。
この事件がなければ、今も たけし軍団の一員として テレビに出ていたように思う。このどん底があったことが結果的に、早稲田大学入学、そして政治家を志すことにつながっている。どん底に落ちると這い上がれない場合もあると思いますが、這い上がった氏の志はすごいと思いました。
また、この本の随所で たけしさんが 食事に誘ったり 携帯に電話をして アドバイスをしている場面がある。そして たけしさんのアドバイスがすごい。ここでゆっくり休めば、このあと、凄くなるというようなことを言っている。まるで今を予言したかのような発言だ。