
11人いる! (小学館文庫)
萩尾望都といえば『ポーの一族』等の代表作があり永遠の名作だが、あえてここは『11人いる!』の方を薦めておこうと思う。
SF好きの萩尾氏が宇宙を舞台に描いた本格的なSF作品のひとつである。
エリートのみが入学を許される宇宙大学への入学試験。
その最終試験に10人一組のグループが結成され、それぞれの試験会場へと振り分けられた。
主人公、タダトス・レーンの振り分けられたクラスは宇宙船白号で53日間を過ごすことを課題に出される。
――だが、白号にたどり着いた彼らは11人。
出発時には間違いなく10人だったのに、一人増えていた。
誰が11人目かという疑心暗鬼を胸に彼らは集団生活をはじめる。だが、次々に襲い掛かるトラブル、事故・争い・受験生を襲うパニック――何処までが試験で何処までが11人目の陰謀なのか?
孤立した宇宙船内で繰り広げられる受験生たちの葛藤と闘い、心の交流。訪れる意外な結末。
緊迫感のあるストーリー展開には息もつかせぬ勢いがある。
とにかく読んでみて欲しい作品である。

生きるって人とつながることだ!
障害者だと人生をポジティブに楽しめることはないと思っていました。
この本を読み、全盲ろうという障害を抱えながら、福島智さんが酒好き、
グルメ好きという点をもち、普通の人と変わらなく人生を過ごしていることに驚きを受けました。
むしろ、普通の人よりも人生をポジティブに楽しんでいるかも知れません。
お寿司屋さんでのエピソードや結婚生活・奥さんとの国内旅行等の話等・・・印象的でした。
思わず福島さんが盲ろう者なのを忘れてしまうくらいアクティブで、いつでも前向きな福島さんに
元気をもらい、福島さんの人柄に感銘し、盲ろうという障害を少しでも知ることのできた一冊だったと思います。

果しなき流れの果に (ハルキ文庫)
「人類とは?宇宙とは?時間とは? 」「我々は何処から来て、何処へ行くのか?」この永遠の問いについて壮大なスケールで考察した、巨匠小松左京の最高作。
海外のSF小説にも例のないほどのスケールと完成度。その後の日本のSF小説・マンガに多大な影響を与えた。
これを読むと「スターウォーズ」があまりにつまらなく見えてしまう。

日本沈没 スペシャル・コレクターズ・エディション (初回限定生産) [DVD]
日本沈没なのだから沈没しなくちゃ日本沈没にならないでしょ。1773年版に比べると確かに特撮のレベルは格段に上なんだが見終わって満腹感の乏しいこの緊張感のなさ、緩やか感はどういうもんだろう。主人公にも最後まで感情移入できなかった。封入特典のストーリーボード集や台本レブリカは無駄に豪華すぎ。

超小型FAX受信機(受信転送機) aFAXシリーズ【LANモデル】 (添付ファイル形式 PDF)
aFAXのLANモデルPDF版を購入いたしました。
FAX転送に32800円は悩みました。FAX転送をサービスするサイトは他にありましたが、毎月の費用がかかるほかにWEBでは、いつ転送サービスが廃止になるか分からないので仕事のFAXは依頼できませんでした。メールがメインの時代ですが、まだFAXでの重要な依頼が沢山あります。携帯電話にリアルタイムに転送できるaFAXのPDF版はすぐにFAX注文の依頼主へ連絡がとれ、作業効率が1日早くなりました。現在は競合会社との時間の差で、いくつかの依頼主からは全て自社に代わり、aFAX代はとても安いものとなりました。