
ウォーリアーズ〈3〉ファイヤハートの戦い
ファイヤハートは、サニングロックスの戦いで命を落としたオークハートの死因を突き止め、ついにタイガークローの嘘と裏切り行為を暴く。また、オークハートのことを調べていくうちに、族長のブルースターの秘密を知ってしまう。親友のグレーストライプは相変わらずリヴァー族の雌猫に夢中で、一族に内緒で会っていたが、とうとう大変な事態に…。この巻では「別れ」がいくつかありますが、ラストの別れの場面はなんとも辛いです。

ウォーリアーズ II (1) 真夜中に
ウォーリアーズ1 ではラスティ、ことファイヤーポー(のちに、ファイヤーハート、ファイヤースターになります)が主人公でしたが、時は流れ2では、ブランブルキット(今はブランブルポーを経てブランブルクローです)が主人公になっています。
ファイヤーポーには飼い猫出身で馬鹿にされるという過去がありましたが、ブランブルクローには、残忍で裏切りものの父親がいたという過去があります。
1の時からファイヤースターの後継者はブランブルキットかなぁ、と思っていましたが、すばりそうかもしれません。
なんと言っても、主人公ですしね。
ファイヤースターの娘なんかも出てきて、さらに面白くなってきました。
自然破壊がテーマにもなっていて、エコについて考えさせられます。
それにしても、車は人間には便利な物ですが、動物たちにとっては、危険極まりないものです。
自然も人間だけのものじゃないのですから、大事にしたいですね。
読んで損なしの素晴らしい物語だと思います。

新・腰痛解消!「神の手」を持つ18人 ―あなたに合った施術の達人が見つかる!
酒井先生など、この方面では超有名な先生方も含まれていて、まあまあの内容です。
一部、「違うだろっ」と言いたくなる先生が含まれているところが、相変わらず現代書林です。
宣伝上手の先生に引っ掛かったのかもしれませんが・・・
結局、自分の症状に合っているかどうかは、行ってみないとわかりませんし。

谷崎潤一郎「痴人の愛」より ナオミ [DVD]
この映画(以下『ナオミ』と記述)を思い出す時、かつて大映で製作された『痴人の愛 』を思い出す。こちらは有名女優Kを主役に新劇の重鎮UやMを配したそれなりの作品である。その他にも有名女優を起用した『痴人の愛 』が何本かある。しかしながら『ナオミ』はそれら前述の作品にはない一種独特のムードがあり勝るとも劣らない忘れがたい作品である。それは水原ゆう紀という女優の持つ実存感が作り上げているのだろう。現在水原ゆう紀の活動は不明だが心に残る女優である。