The Only She Chapters [解説付・ボーナストラック収録 / 国内盤] (BRC291)
一言で言うとそんな感じです。
インスト曲もありますが、やっぱり女性ヴォーカルをフィーチャーしたメロウな曲が映えます。
過去の作品だと、Class Of 73 Bells、And I'm Goneあたりの曲が
大好きな自分にとってはこういう作品が出るのは嬉しい限りです。
これまでの作品ではアルバム通しだと変則的な展開があったりしましたが
今回はかなり雰囲気がまとまってる感じ。なんでBGMにもとてもいい。
ただ一度は集中してヘッドホンで聴いてみてほしい。
音の密度が半端じゃなく、サンプリング、ビートセンスの良さは相変わらず健在で
聴くたびに新しい発見があります。
個人的には長く付き合いそうなアルバムになりそうです。
Breaking Bad: Complete Second Season [DVD] [Import]
相棒ジェシーのドジぶりには本当に腹が立ちます。そんなダメジェシーでもほっておけないウォルター。2人のコンビは誠にもって素晴らしい。
Season Oneに続いて,いくつかの難局をなんとか乗り切ります。Season Oneに比べて☆を一つ少なくしたのは,Season Oneでは死期が近く。教師としての安定した生活も危機にさらされ,義理の弟の追求にもはらはらしましたが,Season twoともなると,次から次へと迫る危機も何とか乗り切れるだろう,という安心感があります。それにしても,最高品質のメスを売って,巨額のもうけが入るはずがなんともこのお金が貯まりません。それに,使えない!
会話はゆっくり,丁寧にそして,会話だけという場面も多く,全く字幕がつかない(CCが表示できれば別ですが)状態でもなんとかついて行けます。sub titleはフランス語だけですので,お間違えのないように。
ジーザス・クライスト・スーパースター [DVD]
キャッツやオペラ座の怪人、エビータ。見たことはなくとも名前だけなら知っている方も多いと思われます。
これらを作ったのはアンドリュー・ロイド・ウェバー。このジーザス・クライスト=スーパースターは当時若干21歳、無名だった彼の出世作といえる作品です。
世間を圧巻したと聞きますが、このDVDを見ればをその理由を身をもって知ることができると思います。
ローマとユダヤ教、土地の王達の圧制の中でのリーダーとしてのジーザス・クライスト。彼を一人の人間として見ながらも狂おしいほどの崇拝を感じさせられるユダを好演するプラドン。ジーザスを慕うマリアはただの市井の女性の一人であること、その上で聖母のような慈愛も私は感じました。
ユダヤ教の司祭やローマの総督ピラト、ヘロデ王など、その他の登場人物も皆個性的でそれぞれのポジションを持っています。
何より音楽がやはりすばらしい。古びないとはこういうことでしょう。
見なければ、損。これに尽きます。
ジーザス・キャンプ ~アメリカを動かすキリスト教原理主義~ : 松嶋×町山 未公開映画を観るTV [DVD]
キリスト教右派、福音派っていうのかな。中絶に反対し、進化論を否定し、天文学も否定し、聖書こそがすべてだと信じる人たち。リチャード・ドーキンスが嘆き、攻撃しまくっている人たちである。何を信じようが個人の自由だと思うけれども、ここで描かれている「ジーザス・キャンプ」は小学校低学年前後の子供を対象に聖書がすべてだと教えるもの。最初は笑いながら見ていたけれど、途中からはカルト宗教と同じで不気味になってしまった。それは編集のせいだけではないと思う。まだ判断力がついていない子供をあえて対象にし、いわば洗脳しているわけで、原理主義的宗教の怖さがでている。もっとも、キャンプの主催者もいっているが、イスラム教の原理主義者たちも似たようなことをやっているわけで、彼らにすればキリスト教左派は堕落しており、このままではイスラム社会に負けてしまうという強い危機感があるのだろう。
余談だが、キャンプで肥満体型の女性牧師が「人間は食にどん欲になった」と説教していたが、まるで説得力がない。子供だって内心、「おばさんもどん欲なの?」って思ったのではなかろうか。
Passion: Photography from the Movie the Passion of the Christ
映画を観て、2回目観に行って、サントラを買って、ついに写真集まで買ってしまいました。
なぜこれほどまでに魅かれるのか、わかりません。
クリスチャンでもありませんし・・・けれど、キリストの受難のシーンは、つらくもあり、感動でもありました。
あれほどまでに痛めつけられても、なお美しい眼差しに惹かれました。
この写真集は、英語ではありますが映画の物語も添えられており、余計なものは一切ないといった感じです。
写真集を見ては映画を思い出し涙、少しだけある舞台裏のメルとジムの写真でホッとします。