打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? [DVD]
彼の作品を観ていていつも感じるのが、
「あ、俺も(私も?)こんなことあったよな」と思わせる感覚です。
実際にはまったく同じ経験をしているわけでもないのに、
いつもどこか懐かしく、時にはチクッとした痛みを伴って
「当時」がよみがえって来る様な感覚を覚えます。
話の内容はスタンドバイミー的な少年の成長物語として王道的な
ストーリですが、岩井作品特有の映像の美しさ、登場人物の演技など、
まったく独創的であり、その後大きな注目を集める岩井的演出がすでに
この作品で完成しているのがわかります。
難しいことをドウコウ言う話ではなく、どうしようもなく過ぎ去っていくだけの青春のせつなさ、
みたいなものを描いている作品だと思います。
もっとも、彼、彼女にとっては始まりでしかないわけで、
もう二度と夏休みなどとることの出来ない私は、観ていて必要以上に
感傷的になってしまいます。w
良い映像です。
少年たちは花火を横から見たかった [VHS]
奥菜恵と山崎裕太が『if もしも/打ち上げ花火、下か見るか? 横から見るか?』の思い出を求めてロケ地に行き、思い出話しをし、撮影当時を懐かしみます。もう一つの『if もしも』バージョンといった感じで、ニ部作のように楽しめます。
奥菜恵と山崎裕太がまだ少女少年と呼ばれる年齢で、今見ると二人とも初々しく新鮮です。リアルタイムでドラマを見た者としては、とても懐かしく、二度おいしい作品です。
ミリタリーエアクラフトシリーズ if(イフ) ~歴史にもしもは禁物だが・・・もしも間に合っていたならば・・・~ 1BOX
半分近くで水平尾翼が取れていたか取り出すと取れました(大戦末期の粗製濫造に倣ったわけじゃないでしょ)。再販版ということですが、製造工程が雑な気がして興ざめでした。
あるいは輸送に問題があったのかもしれません。しかしこのメーカーも含めて1/144の大戦機は通販で大量に購入していますが、こんな大惨事ははじめてです。
五式戦はキャノピーの合いが悪く、接着剤を使わないと固定できませんでした。
完品の流星改はツヤのある塗装がカッコイイです。元々のデキはいいようなので、やっつけ作業のような再版製造作業が残念です。
玲奈 ifもしも… [DVD]
玲奈のファンにはたまらない作品だが、ファンでない人にはただ退屈なだけかもしれない。陳腐なコントみたいなのが続く。しかし、そのすべてをきっちりこなしている玲奈の演技力には脱帽する。ただものではない。
しかも、際どさは皆無なのだが、オーソドックスな水着に包まれた彼女のコンパクトな肢体は玄人ごのみで、そそる。あんなお人形みたいな子も乱れることがあるのか、・・・そんなこんなを想像させるタレントさんは最近実に少なくなった。
これだけのキャラクターでも、まだメジャーとまで言えない。ぜったいにこのまま埋もれてはいけないし、埋もれさせてはならない魅力的な“芸人”だ。