
Le Bleu
ジャスティン・キングに対しては、ギターの演奏技術ばかりに関心を集中させる人が多いかもしれないが、コンポーザーや作曲家としても、素晴らしい才能を持っている。この作品のラストの曲で彼のボーカルを聴く事ができるが、けっこう良い声をしているのがわかる。実際マイスペックなどで試聴できる彼の歌物の曲もなかなかのものなので、そっちも興味があったら聴いてみると良いだろう。
しかし、この作品でのメインはあくまでギターである。フラメンコギターやケルト音楽を軸にしたような曲もあるし、Micheal Hedgesみたいなパーカッシブなタッピングスタイルの詩情を取りこんだ感じの曲もあり、ギタリストとしての腕前だけでなく、彼のミュージシャンとしての幅を感じる事ができる。情熱的でエモーショナルなだけでなく、詩的な叙情性の表現も見事である。

初心者から上級者まで幅広く対応 アコースティックギター教本 中川イサト著
中川イサトさんが93年に書かれた教本と同じ内容です。
いわゆる流行歌のコードを紹介した初級者向けの本などと違って、
ストローク、ピッキング、アルペジオなどあらゆる奏法の基本的なエッセンスを紹介しています。弦の種類、選び方、チューニングの仕方などについても、上級者目線で考えても、上級者が初心者にアドバイスする観点で考えても申し分ない内容だと思いました。教科書として持っていて損はない一冊だと思います。

ACOUSTIC GUITAR 中川イサト FOOTPRINTS フットプリンツ
難易度は簡単なものから、ある程度難しいものまで幅広い。
オープンチューニング、フィンガースタイルの入門者にはぴったりだと思う

アメイジング・グレイス100%
1曲目の白鳥英美子さんの透き通るような歌声から始まります。
そして、3曲目でまさにゴスペルを体感し、
最後の〆にプレスリーさんアットホームという
言葉がピッタリな歌を聴いて終了です。
同じ曲であっても、十分楽しめる作りになっています。