
アンタッチャブル スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]
この映画は、映画館で観て以来、LD〜DVDを経て、最近BS放送でも観ました。
この映画が描いたのは、『FOUR FRIENDS』、男4人の生き様と友情を描いたもの
だと解釈しています。
ラストシーン、コスナー(エリオット・ネス)が去る際、4人の記念写真を
手にするのですが、流れるモリコーネの『four friends』、いつ聴いても
あの場面では胸が熱くなります。

アンタッチャブル(通常版) [DVD]
ブライアン・デ・パルマ監督では異色の作品だが、物語はテンポ良く展開し、最後まで飽きずに観ることができる娯楽映画。
エンニオ・モリコーネの音楽も素晴らしく、シーン毎にきちんと使い分けられている。
主演のケビン・コスナーは、ヒロイズム色が強くなく抑えた演技で好感がもて、ショーン・コネリーは、相変わらず渋い(アカデミー賞・助演男優賞)。
本作で一気に売れっ子になったアンディ・ガルシアは好演し、スナイパー役のグレッグ・ヌーナンもいい味。
スタイリッシュに格好いい男たちを見よう。

ヨーヨー・マ プレイズ・モリコーネ
大好きな「ミッション」のガブリエルのオーボエが一曲目です。一曲目から心をわしづかみされました。切ない調べと共に、映画のシーンが浮かんできて、涙がでてしまいそうでした。「マレーナ」のメインテーマや「レディ・カリフ」のノクターン、この2曲も感動ものです。
「レディ・カリフ」は映画は観たことはありません。が、よくフィギュアスケートに使われる曲目で、かつては、ロシアペア、最近ではバンクーバーOPの男子フィギュアのフリーで、アメリカのジョニー・ウィアー選手が使用。この曲にまさに「恋に落ちて」いて、ずっと「レディ・カリフ」が入ったCDを探していました。
この曲が入っているだけでも、私にとってはお宝です。本当に買ってよかった。
その他の曲ももちろん名曲揃い。年齢と共に失われつつある感性を少しは取り戻せると、いいのですが・・。
ヨーヨー・マが奏でるチェロの音色は、芳醇で切なくて哀しくて、官能的でさえあります。
モリコーネ自身がプロデュース、オーケストレーション、指揮をしている所も購入した動機です。アレンジも大人のアレンジ。芳香、超一流のアーティストのなせる技。
「ミッション」のガブリエルのオーボエと、「海の上のピアニスト」は、オーケストラによるものと、チェロとピアノのみの2ヴァージョンが入っています。解説書もしっかりとしたもの。
私は名盤だと思いました。専門的な音楽知識も、肥えた耳も持たない私ですが、感動させられました。

東京ポッド許可局 ~文系芸人が行間を、裏を、未来を読む~
20万人を超える登録者数を誇るPodcastの書籍化。
僕はPodcastから入りましたが、とにかく毎週これだけの品質のものが無料で楽しめるというのはすばらしい話だと思います。内容もお笑い、落語、エンターテイメントから好きな野菜、ジュース、キャベツまで。聞きながら「へー、そういう視点があったのかー(=お笑いにおける「手数」)」とか「わかる!」というものまで。iPhoneに入れていつでもどこでも聞ける、というすばらしいコンテンツです。
その書籍化。
今までたぶん、芸人さんと言うのは売れなければじっとしているしかなかったんだろうと思います。(単独ライブやるにもお金がかかるでしょうし)でもこの人たちの活躍によって「持たざるもの」でもただ面白ささえあれば、ICレコーダーひとつで録音してネット配信し本を出し、そこからメディアへ、という道が出来ました。
確実にこれは新しい芸人の進み方だと思います。この時代の動きを見るために、必ず買う価値のある本だと思います。

アンタッチャブル・コップス [VHS]
ニューヨークに或る某国総領事館内で謎の人物から銃撃されて片腕を失った刑事と其のパートナーが事件の真相を追う様を描いたTV映画です。まあ、所詮は低予算映画なのでアクション描写がショボく、また全篇を通して美女が1人も登場しないと云う点でも厳しいのですが、Charles Grossによる音楽は非常にクールであり、実際この音楽の御蔭で平均点以上の作品を観ているような気分にさせられてしまうこと請け合いです。