キラキラ 魔女ッ娘 Cluv
この手のリミックスアルバムって大抵そうですが、原曲が好きで買ったという人の評判はあまり良いものになりませんよね。それは自明なことで仕方ないことだと思います。ここでレビューする意味があるとすればそれはリミックスされた後の曲自体のクオリティについてです。
個人的な感想ですけど・・・。ベースラインハウス的なブリブリのやつはいまいち歌と曲があってない感じのが多かった気がしますが、やっぱり2回くらい聴いたら違和感にも慣れてテンション上がってきました。80年代リバイバル的なチープな感じの音を使ったリミックスもいくつかあって、それは歌詞の古き良き感とも相まって結構きもちよかったです。
田代さやかxDj Scotch Egg、磯山さやかxStrings Burn、鈴木凛xcherryboy function、篠原ともえ、あたりの曲が個人的には◎。というか篠原さんの歌は久しぶりに聞きましたがすごいきれいでした。
アニソンのリミックスCDは数あれど、これくらいしっかり曲作ってるのはあまり無いと思います。普通にクオリティ高いですよ!
軽蔑 ディレクターズ・カット [DVD]
結婚ってぇのは名ばかりで、所詮、ママゴトに過ぎない。 しかし、2人の迷走を絶えず放っておけない眼で観てしまった。 後先考えずに転がり落ちても、なお愛撫し続ける男女に対する若さへの憧れにも似た嫉妬心が我が胸を小突いたからだろう。 今作では鈴木杏と高良健吾が一糸纏わぬ大胆なベッドシーンが話題となった。 彼女の、存在感あるフェイスに反して小ぶりな乳房と可愛らしい腰回りが男性本能をそそる濃厚な絡み合いをキケンに奏で、想わず息を呑む。 妖艶な色気に咽せる一方、どこか純真無垢なあどけなさを漂わせる小悪魔のような裸体が印象深い。 未完成な身体による未完成な情事は、時として醜く、時として美しい。 2人の恋なぞ、如何にガキっぽく、成就しない関係であるかを象徴している気がして、切なさが後味を残す。 二日酔いの朝に呑み干す赤ワインとよく似ている。 路地裏の酒場でクダを巻き、ママさんに慰めてもらいたい夏の帰路であった。 では、最後に短歌を一首 『夜走る 裸足の男女(ふたり) 濡れる路地 椿焦がして 雨かぶる恋』 by全竜
まほろ駅前多田便利軒 プレミアム・エディション(2枚組) [DVD]
過剰なセリフや説明的な映像を排しつつ、映像からダイナミズムが伝わってくる。カットとカット、セリフとセリフの絶妙な『間』。それぞれの心情を観客に想像させてくれる。会話が絡みそうで絡んでいない空気感。それでいて、何故か、絶妙な関係を見せる二人。
根幹となるテーマは、『過去と真正面に向き合い、そして前へ進むことへの難しさ』ということか。二人の主人公である、多田啓介と行天春彦、それぞれの悲しき過去を背負い、生きていること。けど、その生き様は、何処と無く、魂が抜けたかの様に感じ、不幸な出来事を境に時間が止まっている様に感じる二人。
様々な出来事と、それに絡むセリフ。
『誰かに必要とされるってことは、誰かの希望になるってことでしょ』
『おまえの親が、おまえの望む形で愛してくれることはないと思う。だけど、自 分には与えられなかったものを、新しく誰かに与えることはできるんだ』
『フランダースの犬の有名な最終回の内容は幸福なのか?不幸なのか?』
ラスト近く、多田と行天は互いに悲しい過去と向き合うことになります。過去と決別して、前へ進んだのか?進んでいないのか? 結局、数ミリしか進んでいないのかも。でもいいのだ、1ミリでも、過去と決別し、前へ進んでいるのだから。
本作は、瑛太と松田龍平主演とは言え地味な印象が強く、意識的スピード感に欠ける演出をしていて、たるく、ゆるいムードが映画全体を覆います。オトナの感性の映画であり、少々玄人タッチの映画で、そんなに、ヒットはしないかもしれない。実際、月曜日のレイトショー前の回で観たのですが、私たち夫婦ふたりきりの貸切上映でした。嬉しいやら悲しいやら。(苦笑)
しかし、オトナというものは、彼らほどではないにせよ誰も、悲しい過去を背負って生きているもの。その過去と向き合うか、或いは避けて生きているもの...。多くの(特に30・40代の)大人に観て欲しい。
キラキラ
最近、気が付くといつもこの曲を口ずさんでいる。
けど、aikoの曲はどの曲もメロディラインが難解だから、
どんなに聞き込んでもサビしか口ずさめない。
aikoの曲はaikoにしか歌えない。
その事実をまた改めて感じたり。
愛する人を健気に待つ女の子の歌にも聴こえるけど、
私には永遠に会うことのない人を思う曲、喪失感に溢れる曲にも感じる。
タイトルの「キラキラ」も不思議・・・。
“深爪”“シルバーリングが黒くなった”
こんな日常をうまくラブソングにのせられる
aikoの感性ってやっぱり素晴らしい。
アクチュール 2011年 7月号 No.24
何冊か、他にも、映画情報誌を買ってみましたが、私『三浦春馬』くんの大☆大☆大ファンで、表紙につられて、実は、この本を二冊購入しました! 一冊は、「鑑賞用」で、もう一冊は「完全保存用」にと思いまして…で、この雑誌は発売予約中から、かなり「人気度」が高かったので、是非、観たい!と思って、凄く期待していましたら、実際、本を読んで、観て、ちょっとがっかりしました。 ピンナップの写真も春馬君の爽やかさが全くでて居ないのと、対談の内容もいまいち面白くないですね…。 『東京公園』の青山真治監督との対談は良かったですが、活字の字体が読みにくいのだと思います。 ちょっと辛口の評価で、済みません。人それぞれに色んな捕らえ方があるので、参考にして頂ければと思いまして…。