
東方儚月抄 ‾Silent Sinner in Blue. 上巻 (IDコミックス REXコミックス)
東方の方の字もわからん人がこの本見ると
最初から最後まで意味がわからないでしょう
よくわからないから自分の持ってる常識をもってして理解しようとしても
やっぱりできないからウガーとなるんだと思います。
キャラの会話がなにを言いたいのかわからないかも。
わかった気がしてもたぶんそれは勘違いしていそう。
よくわからない人は本を見かけて興味を持ってもまだ読まないほうがいいかも。
もし知らないまま見ると東方の面白さを知るどころかくだらない話にしかみえないかも。
東方の世界での常識を知ってるなら何を言ってるのかわかると思います。
でも知っていてもくだらない話だなと思ってしまうかもしれません。
・2009年8月追記↓
以前かいた「くだらない」という意味はつまらないという意味で書いたわけではないです。
東方らしいくだらなさです。ここがミソ。
そしてそこに隠れた深い意味、由来をさらに知るとバラバラに見えたものがまるで
ジグソーパスルのようにつじつまが合っていく。この手法はこの作品だけでなく
ゲーム本編にも実に多彩に含まれています。キャラの服装、体系。
スペルカード、はてはキャラ自身の名前。戦う時の背景。
知らなかった時は適当に雰囲気で作っているように見えたものがすべて意味が隠されている。
俺はこういう手法をとる作品は非常に好物です。
その塊のような作品が東方なんだなあと思います。

東方儚月抄‾Silent Sinner in Blue. 底 (IDコミックス REXコミックス)
かつて穢れた妖怪達を率いて天蓋の民の地へ攻め入った八雲紫
何のため?
旧友、西行寺の娘の為だったのか?そこでなにを得たのか?
永における、@:「懐かしい月〜」の件の真意は?
永EXにおける蓬莱の薬に関して@の話した言葉の真意とは?
妖での、『富士見の娘〜』の記述、忘我の霊となった西行寺の娘、月の民との関係は?
未だ、残された謎
八雲紫がかつてそうした動機や西行寺家宅に封印された記録について
なにかしらヒントがある・・・かもと思ってましたが無かった(笑
劇中紫とゆゆこの旧友が心底楽しそうだったので良しとします
ただ、今回の月面侵攻と同じ事、同じスタンスであったとしたら
前回の侵攻時も紫は実を取っていたのかもしれませんね
それが何だったのか・・・

ドラマCD 純真ミラクル100%
キャストが原作のイメージ通りで抵抗無く話しに入ることが出来ました。
特にオクソン、武市、所長は完璧だったと思います。
おまけトークも充実していて、ファンなら買っても良いと思います。

スターの恋人 DVD-BOXII
表面上は、スター女優と大学の非常勤講師という住む世界の違う男女のラブストーリー。それだけで見ると、ドラマの設定は取り立てて珍しくはないし、だれもが予想するような展開になっていくだけ。つまらなくはないけれど、これといった見所もない。ラブストーリーといっても、ヒロインのマリは終始、チョルスを信じ続けているのだが、チョルスの方がすぐに怒って、くっついたり離れたりするだけ。30歳すぎて何やってんだこいつはって感じ。しかし、ドラマはそんな単純なものではなく、幼い頃に両親を事故で亡くして愛を知らずに育ち、スターになったのはいいけれど、スターであるがゆえに愛をえられない女性と、両親に捨てられて、やはり愛を知らずに育ち、それゆえ人の心の中にどうしてもあと一歩を踏み出せない、あるいは踏み込ませない不器用な男性の恋物語である。そう思って見ると、ドラマは違って見えてくる。また、冒頭、おとぎ話のように始まるけれど、最終話も実はおとぎ話になぞらえてある。そう、このドラマは大人のための童話なのだ。それが好きかどうかは人それぞれだけれど。
このドラマを見ると、チェ・ジウはやはりメロドラマがよく似合うなと思える。可愛く演じるべきところはとことん可愛くて、20代のころと変わらない。スターの役だから華麗な姿も見られるし、ファンなら十分に満足できる。泣けばいいと思っているなどと書いている人がいたが、それは演出や脚本のせい。チェ・ジウは愛に飢えている、まっすぐな女性をよく演じている。シナリオも「冬ソナ」にようなつっこみどころはほとんどなく、人物の細かな感情の動きをよく表している。「天国の階段」のような派手さはないけれど、ちゃんとしたハッピーエンドだし、メロドラマとしての完成度は高い。とくに2度見ると、ドラマの良さがわかる。個人的には、チェ・ジウ主演のドラマではいちばんのお気に入りとなった。
なお、今回はレンタル需要がなかったのか、最初からスリムなボックスセットになっていて場所をとらないから、コレクターとしてはうれしい。しかし、特典ディスクのうちメイキングが物語の序盤だけなのが残念だった。