インサイト
とっても読みやすくて、わかりやすいです。
比較的本を読むのが遅い私でも2日間で読み終えました。
ビジネス本というよりは、「ちょっと厚めの雑誌」や「長めのコラム」を
読んだに近い読後感です。
「インサイト」というと、消費者心理を探る全く新しい概念や方法論のように
聞こえますが、今までも、成功事例等きちんとマーケティングを実施していた
ものについてはとくに、すでにやっていたこと。
ただし、きちんとやっていないことの方が、すなわち、消費者のホンネ(=インサイト)
を洞察しきれていないことの方が実際は多いのだと思います。
だからこそ、その重要性・必要性が再認識されてきたのでしょう。
この本が出てから焼く2年半たちますが、すっかり「インサイト」という言葉も
定着した感があります。
この本は、そうした重要なことをわかりやすく多くの人に伝えたという意味で、
とっても良い本だと思います。
とくにマーケティング初心者にはぜひ読んでほしい本です。
ただ、読後感があまりに軽すぎて、なんとなく物足りなさを感じたので
星4つにしました。
マーケティングはつまらない?
ありきたりに感じてしまう欧米型マーケティングではなく
日本流マーケティングの「おもしろい」を確認できる内容
「つまらない」は「おもしろい」の始まり(本書・はじめにより)
そんなキッカケをくれる本です
マーケティングに閉塞感を感じたら読み直したい一冊
エコ*コモノ―お菓子のパッケージをリサイクル
帯に「材料費0円から作る、エコでかわいい雑貨たち」とありますが
材料費は0円ではありません。
どの作品も紙ねんどやマグネット等、何らかの副材料費がかかりますので。
最初は「こんな事して何になるんだろう?」と疑問でしたが
幼稚園のバザーに出すのにはとても良いと思いました。
バザーとは無縁でも、ウケ狙いには最適です。
ただキャラメルコーンの袋で作ったポーチはどうかと思いました。
スナック菓子の袋はどんなに優しく洗っても、結構クシャクシャになってしまうし
ファスナーを買ってきてミシンで縫いつけたりと、
手間がかかる割には耐久性がないように思います。
でも全体的には夢(?)があっていい本だと思います。
子供がパラパラめくって「次はこれ作りたい」と興味を示しています。