
続々々々・テレビまんが懐かしのB面コレクション
1983(昭和58年)付近の作品を収録
近年、しょこたん(中川翔子)がカバー曲出した
ロマンティックあげるよ(ドラゴンボールED)
収録されています。
続々々々テレビまんが主題歌のあゆみ
と組み合わせるとAB面揃います。

21エモンComplete Box [DVD]
このDVD化を何十年も待ってきました。
発売日に到着し、手にしたときの感動は言葉になりませんでした。
付属のブックレットも紙ぺら一枚でしたが、
わずかに掲載されている設定資料もファンには涙ものです。
私はこの作品の原作が好きではないのですが、アニメは全く別物です。
原恵一監督の作った設定や構成桶谷顕さんのシナリオは素晴らしいの一言です。
あの原作からここまで面白いアニメに仕上げることができるのかともう感動しっぱなしです。
もちろん藤子F先生の生み出したキャラクターや舞台ありきなのですが、
設定、ストーリー、展開、どれを取っても間違いなく原作を凌駕しています。
絶対にオススメです。

エスパー魔美 1 (藤子・F・不二雄大全集)
藤子Fの漫画ってのはあっけない(あっさりした)ものがおおい。
その中でもかなりさっぱりしているのがエスパー魔美だ。
なにせ魔美のエスパーは日常生活の細かなことを解決するためにしか使われていないし、魔美がエスパー能力を使って何かをしても周りに人は「? 疲れているんだろうか・・・」で済ませてしまう。
1話ごとにエスパー能力で変なことがかなり起きているはずなのに、周りの人たちの反応についてはしつこく描かれない。
ただしこの軽さがエスパー魔美の面白さでもある。
重いテーマや考えさせるような話題をあえて使わずに、これだけの面白さを生み出しているのだからすごい。
そして、ちょっと気が抜けたところがある主人公の魔美は、まったくもって憎めないし、それがかわいらしい。
こうした独特の浮遊感こそ藤子F不二雄の持つ魅力だと思う。
漫画外のことになるが、あとがきの原恵一さんの解説が素晴らしい。
これは読む価値があると思う。

DORAEMON THE MOVIE BOX SHORT FILM【初回限定生産商品「限定版」 [DVD]
「映画ドラえもん」30周年記念DVD-BOX第4弾です。多くの方が待望していた「おばあちゃんの思い出」を筆頭に、第3弾1998-2004+TWOで未収録だった「2112年ドラえもん誕生」、ドラえもんズ・ドラミシリーズ等12作品が収められています。このSHORT FILMを、価格を上げて第3弾BOXに最初から収録するべきだったと見るか、顧客の要望に応えたスタッフの好意と見るかは、個々人の捉え方によって変わるかと思います。また、他の方も指摘されているとおり「のび太のパラレル西遊記(88年)」と同時上映の「エスパー魔美 星空のダンシングドール」は収録されていません。ただ個人的には、これで旧声優陣による「ドラえもん映画」と冠を打たれた全作品を手元に置くことができるという喜びに尽きます。藤子先生とスタッフが歩んでこられた、長い劇場作品の歴史を締めくくるDVD-BOXだと思います。

エスパー魔美 5 (藤子・F・不二雄大全集)
『エスパー魔美』は、過去に二度、映像化されている。
アニメ版は、1987年4月7日から、1989年10月26日まで、テレビ朝日系で、全120話が放送された。当初は『藤子不二雄ワイド』というワクの中で、『パーマン』『プロゴルファー猿』などとともに放映されていた。
魔美を演じたのは横沢啓子(現・よこざわけい子)。『ドラえもん』の妹・ドラミの声でおなじみだろう。他に『天空の城ラピュタ』のシータ役なども有名。
中学生向けの原作を意識してか、他の藤子アニメには見られない演出が目立ち、好評を得て長く放送された。アニメオリジナルの話も多く作られた。
実写ドラマ版は、2002年1月5日から、同年3月23日まで、NHK教育テレビ「ドラマ愛の詩」ワクで、全12話が放送された。このワクはジュブナイル・ドラマの意欲作を数多く放送しており、『ズッコケ3人組』『六番目の小夜子』など、記憶に残る作品も多い。
本作の制作はNHK名古屋放送局。『中学生日記』でジュブナイルのノウハウを積み重ねてきた同局らしく、手堅い演出で、藤子原作の清潔な雰囲気を再現。脚色もみごとで、高畑くんの家族構成や、いくつかのエピソードのこなれた解釈には脱帽した。しかし、魔美の父親役が草刈正雄というのは……イメージ違い過ぎないか?